クリエAという高級フランス料理
１日１winを欠かさずしていると、不思議と慣れっていう感覚に陥ります。
何の話かっていうとクリエAの６人の話です。
元々事務所的にも「この子とこの子と～はい、これでいってみよー」っていう単純な実験の場だったことは想定できます。
去年のクリエもそうだったし、今年セクボでクリエ出るなんて思ってなかったので、組み合わせはどうであれ、想定の範囲内でした。
わたしとしても、岸くんにお仕事の場があるのなら、それがなんであれ応援するしかないですし、組み合わせが嫌だから応援しないってスタンスではないので。
だけど正直、岸くんが好きだからクリエAみんな好き！ってことではなかったです、最初はね。
単純に自分の価値観を書くのもアレなので、今日は今後も食べる予定のない高級フランス料理で例えてみたいと思います。（なんでそうしようと思ったか自分でも謎です）
旬の寄せ集め
食わず嫌いの一種だと思います。
クリエAは高級フランス料理だとしましょう。
サヨリとホタルイカのムース 菜の花・新玉ネギ・フルーツトマトのオペラ仕立て トマトと新玉ネギのクロッカン添え
ちょっと何言ってるのかよくわかんない……。
でも突然目の前に「ハイ、高級だよ！いっぱい食ってね！！」ってジャニーズ事務所からそれを提供されたわけです。
クロッカンってなんだよ。オペラ仕立てんでも。そう思います。けど、せっかく出してくれたんだし？ちょっと味見でもしてみようかな？と慣れないフォークとナイフを使って、高級料理を少しずつ味見してみることにしました。
ということで、毎日毎日winwinしてたら、だんだんおいしく思えてきて、「お？いけるかも」って思ってきたんですよねぇ。
これが事務所の戦略か～と今では関心しています。
添え物
それでもどうしても納得できないことはあります。
岸くんがこのメンバーの中に入ってしまうと、センターを張れない。
自担至上主義な人間なので、今までJrのバックでセンターも務めたこともある彼が、端のポジションで出番のときだけセンターにやってくることがどうしても我慢ならないというか、納得いかない。
年齢とか、人気とか、そういうのでしょうがないなって納得はしたくないんです。
何をしてても自担が一番かっこいいって思うので、センターを張っていないことが不満でしょうがない。センター張れる存在だと思っているので余計に。
岸くんはクロッカンなのか、添え物なのかと、葛藤する日々でした。
今でもちょっと考えてしまいます。
クリエAの公演には入っていないので、果たして６人がどういうものを魅せていたのか、わたしにはわかりません。レポを読む限りでは、ソロはあっても５人を引き連れて踊るようなダンスナンバーはなかったと思います。
勿体ないな、十分センター張れるのにな。
ユニットに所属する限り、こういう考えに至る人も少なからずいるはず。
わたしがすんなりクリエAを受け入れられなかった大きな要因はそれです。
平野くんも、れんれんのことも、わたしはよく知らないです。
歌える、踊れる、しゃべれる、魅力ある子だなって思います。
でもそれじゃあ岸くんが霞んじゃうよ！ってちょっと思ってました。否、わたしの中では１ミリも霞んじゃいないんですけど、むしろ輝きまくってるんですけど、いざ自担フィルターを外すと、やっぱりメインを張ってるのは平野くんだし、次に神宮寺だし、岸くんは添え物になってしまってる感があるなって。クロッカンだなって。（ここまでクロッカンが何か知りません）
見出した妥協点
そんなもやもやを背負ったまま、セクゾのツアーに行ってきました。
5/5の城ホール。そこではじめて勝つんだwinを見たんですけど、あまりのかっこよさに色んな感情が込み上げてきました。もっとwinwinしているところを見たい。しなやかなのに、あの前奏の硬いっぽい腕の動きをもう一回見たい、れんれんとハモる美しいところをもう一回見たい。
気付けば四方八方友達に岸くんがもう一度見たいと言いまくってた気がします。
そんな中、「チケット余ってる子いるよ～」と声をかけてもらい、名古屋に向かうことになりました。
名古屋に向かうまで、１日１win。多い時は１日２０win。
呆れ顔で旦那がテレビに齧り付いているわたしを見ていますが、そんなことは知ったこっちゃない。岸くんがかっこいい。わたしはこれをもう一度生で見たい。
安定のおひとり様参戦でしたが、わたしは最後になるかもしれない生winをもう一度目に焼き付けようと必死でした。たかいと君がいなかったですが、勝つんだwin５人verだと知り、岸くんのソロパートあるんじゃん！と胸を高鳴らせていました。
やはり前奏からガツガツに踊る岸くん。この擬音が正しいのかどうかもわかりませんが、ガツガツです。
たかいとくんを撫でるようにして踊るふたりパートのところは案の定岸くんひとりで、岸優太かっこいい…とひとりにも関わらず声に出していたと思います。
れんれんとのパートも、やっぱりかっこよくて、19歳で高音の澄んだ声が出せる岸くんは天才か。と思いました。自担至上主義。
ここで、ようやく、クリエAの中で輝いている岸くんは、添え物なんかじゃなくて、逆にメイン張ってるじゃんと刷り込まれるようになりました。
ええ、刷り込みです。
あれだけメインじゃなきゃ嫌だと言っていた人間が、逆に岸くんがメインだと言うようになったわけです。歌のソロパートがあるわけでもなく、ダンスのソロがあるわけでもないのに、それでもメインだと言い張ります。
わたしの中ではメイン。それでいい。
逆の発想でした。
クリエAに岸くんがいなかったとき、ここまで輝いているだろうか？
メリハリの効いたダンスや、綺麗なハモリとか、岸くんがいなかったとしたら、成立するだろうか。クリエAとして、このメンバーは輝いているだろうか。
たかいとくんが今回名古屋にいなかったことで、そう思ったのも大きいです。岸くんのソロは嬉しかったけど、たかいとくんがやっぱり居てくれたほうがいいなって、正直そう思いました。
添え物のトマトと新玉ねぎのクロッカン。無いとやっぱりどこか寂しいです。
※クロッカンとは、フランス語で「カリカリッとした心地よい歯ごたえ」という意味を持つ焼き菓子
ということで、winに至っては、この６人じゃないとダメだなと、思うようになりました。そう思ってからは気持ちがずいぶん楽になった気がします。
メイン張ってないように見えて、わたしの中ではメインだし、６人のうち、一人欠けても物足りない。もっと言うと、
サヨリとホタルイカのムース 菜の花・新玉ネギ・フルーツトマトのオペラ仕立て トマトと新玉ネギのクロッカン添え
これのどこにサヨリとホタルイカが隠れているのかわからないじゃないか。クロッカン、添え物だけど、やたらメイン張ってるじゃん。
そんな岸くんでいてほしい。
まんまとジャニーズまるっと春のメインディッシュ戦略にやられました。
