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6/7広島 NEWS LIVE TOUR 2015 【White】 感想

広島行ってきました。
観光一切なしのコンサートだけを楽しむ遠征となりましたが、なんだかとっても楽しかったです。

楽しかったのですが、4時間半のバス移動(安い)と休憩なしの強行スケジュールだったため、腰が痛みだし、翌日会社で悶絶するハメになりました。
アラサー無理しちゃだめ、ゼッタイ。歩くときに腰を曲げないと痛むので、完全にお婆ちゃんです。お土産にもみじ饅頭を配って歩きましたが、その日のアダ名がもみじ婆になりました。ぶっ殺す。*1

さて、Whiteツアーは福岡に続き2回目。東京ドームは外れたので個人的に今回のツアーは6/7が最後でした。アリーナツアーのオーラス。
コンレポを書くのがもの凄く不得意なので、ざっと感想ということでまとめてみます。とはいえ、かっこよかった♡可愛かった♡っていう普通の感想ではなく、若干視点を変えて音楽とか演出の話を交えつつで書ければなぁと思ってます。かっこよかった可愛かっただけにするとたぶん本当にそれしか書けない。NEWSサイコーとだけしか言えない。完全にモンペです。

NEWS WHITE 6/7 感想

NEWSの音楽性

NEWSは毎度、音楽性の高さに驚かされます。たぶんNEWSに付いているスタッフがとてもいいんだと思う。今流行りのEDMをふんだんに盛り込み、ダブステ、R&Bなどジャンル的にも幅広く、既存の曲のアレンジも驚くほどクオリティが高かったです。

ジャニーズってそういう意味ではジャンルに捉われない幅広い音楽性を押し出すことが出来るエンターテイメント性が高いコンサートだと思うのですが、今回のNEWSは本当にそれが際立っていた。
アルバムWhiteに合わせたツアーなんだけど、パンフレットで彼らも語っていましたが、それだけに固執しない、Whiteを聞いていない人でも十分に楽しめるコンサートになっていたと思います。

セトリのメリハリも良く、登場時にMR.WHITEをモチーフにした「くるぞ、くるぞ、何かくるぞ」というドキドキ感(初見若干こわかった)を味わった後、アルバム表題曲MR.WHITEのイントロに合わせて4人が登場。
パワー全開でまず良い意味でNEWSのペースに乗っからされます。その後もそのテンションをキープしたまま花道、センステで一緒に盛り上がれる曲を散々やった後、定番曲やタオルを振りまわす恋祭りなど「NEWSコンサートたのしい!」と思わせる演出、そこからソロ曲を持ってきて、息を吐かせぬままMCまで人気曲のオンパレード。

MCが終わって後半戦、ミディアムバラードを聴かせたかと思うと一気に超カッコイイターン*2に入ります(MCで下ネタ満載だったくせに超カッコよくてずるい)。後半は中だるみしちゃう時間もあるのに、それを許さないNEWS。ずっとHiです。

特に今回は曲と曲の繋ぎがいい。小山ソロと加藤ソロが一本繋がっているような演出に、チャンカパーナからWORLD QUESTのメリハリの良さ、増田ソロからSupeSONICまでのガツガツ系EDMのノリ。
クラブのようなノリで、EDMなどに馴染みのない層にはカッコよく映っているだろうし、音楽(特に洋楽)が好きな人にはジャニーズのコンサートだと思えないくらいに盛り上がった気がします。
全体的にもWhiteのアルバムのコンセプトを繋いでいないようで全部繋がっている。
真っ白なMR.WHITEから始まり、虹色のSEVEN COLORで終わる。統一感があって素晴らしかったです。

衣装の話

今回衣装を手がけたまっすー。
恐らく、衣装にも予算が合って、単純に全部採用されるわけではないのだろうけど、毎度のこと着まわし術がうまいうまい。特に今回メンバーが豹柄を身にまとったロックテイストの衣装はすごく良かった。ジャケットを脱いでも様になるし、Tシャツもうるさすぎず、サイズ感もよかったように思います。シゲがあのサイズ感を着こなすとは思ってなかった。かわいいずるい。

ピンクのもこもこパーカーもありましたね。(暑そう)
汗だくで踊る4人がそれこそターンしたときなんかに汗が散るんです。それが照明に反射して光って、もこもこなのにかっこいい。(ただ暑そう)

BYAKUYAからの衣装は黒を基調としたもので、増田さんだけ白シャツネクタイ際立っていてあれも良かった。もっとBYAKUYA感を出して来るかと思ってましたが、思ったよりもシンプルで大人な感じ。逆にBYAKUYAだけの衣装ではないんだろうけど、BYAKUYAのイメージに合わせてもうちょい凝っても良かったかなとは思いました。(とにかくBYAKUYAの期待値が高いオタク)

あと靴。スニーカー。蛍光ピンクのド派手なやつも良かった。メンバー全員同じなのもGOOD。結構細かく作られているようで、裏面もデザイン性があったし、終わった後も普通に履こうと思えば履けるんじゃないかなと思いました(まっすーが)。なるほど、そこにお金かけたかって感じ。

演出の話

今回はセットがシンプルで、その代わりに照明にすごくお金をかけているんだなという印象。とくにレーザービームは圧巻。曲に合わせてレーザーの色も変われば数も変わり、乱れ打ちみたいでした。いい意味で。
EDMを採用しているから余計にレーザーは際立っていて良かったし、強めのピンスポットの数を増やして、セットの一部かのように使う演出も良かったです。小山ソロなんかはシンプルに白のスポットで小山とJrが格子のようなセットで踊っているかのような演出でした。えろかっこいい。

SEVEN COLORの照明もすごかった。歌詞の色に合わせて、照明がころころ変わる。スタッフのスイッチングがほんとすごい。狂わない。
オーラスは正面から見れたので余計にそう思ったのかもしれないですが、白の統一感のある照明から、最後七色に光る照明がステージ演出を盛りたてていたように思います。

曲順前後しますが、WORLD QUESTはRimix VerでEDMテイスト満載。手越の美声をこれでもかって生かした演出。これPAさんは楽しかっただろうなぁ。
ただ言われた通りに音を操るんでは無く、自分の技量で演出が変わっていくんだから、スタッフさんも単なるジャニーズのコンサートって感じでは無かったと思います。
その場でPAさんがコントロールしていなかったとしても、曲を作り上げていく段階で操作しているだろうから、スタッフの腕の良さが際立っていたように思います。

あとは映像もそんなに外注していないだろうなと思いました。
よく、曲に合わせてアニメーションを付けたり、CGで色々な映像を作り上げて、メインモニターに映すような演出がありますが、今回はそれがほとんどなかったです。個人的にはそういうのあまり興味が無く、見たいのはステージで踊っているメンバーなので、今回横長パノラマ大画面でメンバーを映しだす映像はすごく良かった。それに透過された花びらなどのCGを重ね合わせていて、ファンが見たい表情、踊っている姿が大きく映し出されていました。だから余計にどこの席でも楽しめたような気がします。
ステージの上のメンバーを見ていいのか、曲とマッチしたパノラマ大画面を見た方がいいのか、迷ってしまうくらい。わたしは基本的には双眼鏡で生の本人たちを見るのが好きですが、今回は映像ばっか見てた気がします。

映像を外注しているのが少ないなと思った一方で、ガッツリMR.WHITEの世界感に合わせたC&R用の映像が一本ありました。まるでゲームをしているような感覚で、NEWSと共にCLAPや足踏み、うちわを仰ぐことによってウェアブラックを倒していく映像。これには驚かされました。
この映像の為にNEWSは別撮りしてるんですよね。本当やることがいちいち凝っている。
また、こういう映像でうちわを使っていると、グッズのうちわを買いたくなる。恋祭りもそうですが、コンサートでグッズを使用することに売り上げの相乗効果を狙っていて、これもいいなと思います。これが嫌みなく行われているから高感度も高い。喜んで買う買う!

グッズの話

今回グッズもアルバムWhiteに合わせたWのロゴが満載でした。ツアーバッグも持っていて恥ずかしくはない。年齢層を考えてくれてるなぁと。ハハ。
ペンケースとかタオルもそうですけど、若干装飾があっても良かったなとは思いますが、これはこれで良い。
個人的にはカレンダーは嬉しかったですね。日めくりっていうのかな。毎日見ていても飽きない仕様で、OLには嬉しいグッズ。当たり前のように会社のデスクに置いてます(めくるの忘れるけど)

小山さん発案のスリッパ!これマジで遠征のお供に最適。バスの中とか、ホテルの中で使えたりするし、お友達はコンサート中にそれを履いておりました。履きやすいし、これは嬉しかったです。

今回何といってもパンフレットが豪華!ジャニーズのツアーパンフはさながら写真集のようで、コンサートの時は必ず買っているのですが、NEWSのはホントにお金が掛かっているなと感じました。
中身はもちろん写真集のようにメンバーのカットが盛りだくさんですが、要所にMR.WHITEの世界感なのか、ページの一か所に(恐らく)エンボス加工の凸凹っとした質感の印刷を取り入れてて、ここまで拘っているかと感心しました。また、MR.WHITEの設定資料集的なページもあるのですが、そこは中の紙質を変えてきます。紙的にはそんなに高価なものではないですが、徹底的にMR.WHITEの世界感に拘っているような印象で、これには驚きました。

ツアーTシャツもMR.WHITEをモチーフにしていて、チームホワイトの一員になったと思わせてくれるような白黒ラグランTシャツ。女の子がラグランTにスカート合わせてるのかわいいなぁって思っているので、好きです。(Tシャツは買ってないけど)

総括

まだドーム公演が残っているので、演出的にどうなるのかとても楽しみです。(行けないけど)
NEWSのコンサートは個人的にジャニーズで一番素晴らしいと思っているので、今回もその期待を裏切らない、とても楽しいコンサートでした。

最後に増田ソロの話だけ。
今回もRemedyの時と同じく、Ryohei Yamamoto氏が作詞作曲を手掛けていますが、編曲はTRAKSTA氏でした。EDM色の強い打ちこみサウンドは圧巻でアレンジが際立っています。
こういうサウンドが好きな人、今回好きになった人も多いんじゃないでしょうか?わたしはEDMがすごく好きなので、かなりお気に入りです。
TRAKSTA氏のホームページで、彼のトラックが2曲無料で聴けるので、興味ある人はぜひチェックしてみてください。

http://traksta.net/

ソロ曲のバックで流れている映像に関しては、恐らく鷹が使われていて、曲に合わせて飛んでいましたが、これは少し前に海外でもこういう映像や画像が流行りというか、よく使用されていたので、若干の既視感があり、少し物足りなかったかな。ちょっと単調に感じたので、もう少し何かあれば良かったかなと思いました。

ただ、わたしの入った公演では歌い終わった後に自然と拍手が起こり、お客さんもかなり惹きこまれていたと思うので、そういう意味でも増田ソロに関しては圧倒されました。ほんと良かった。

 

以上、アリーナ公演お疲れ様でした!

 

*1:増田さんがMC中にファンに向けて放った素敵なお言葉

*2:みんな大好きBYAKUYA