キラッキラのアイドルが好き

8J黄金期世代の生粋のジャニオタが母になる

わたしが自担を好きな理由

きっかけなんて些細なことだなと本当に思います。
前にもさらっと書きましたが、わたしが岸優太くんにハマったのは2014年SHOCKレポからでした。

 そこから怒涛の勢いで岸くんに転げ落ちて行ったんですが、なぜここまで岸くんにハマったんだろうと、ちょっと考えてみます。珍しく真面目に。

貢物の岸くん

・アイドルの定義

まず、第一印象は「可愛い子」でした。黒髪太眉整った顔立ち。ジャニーズなんで、やはり顔で一目惚れです。ここで言う一目惚れという単語が果たして合っているのかは置いといて、本当にドンピシャな顔でした。

わたしがアイドルに求めているものは、いかにプロのアイドルをしているかです。
アイドルという定義にも個人差があるかとは思いますが、職業としてアイドルをしている人を好きになる傾向があります。
ステージではキラキラとしていて手の届かない存在であること、テレビでは自分をアピールして一生懸命でいること、雑誌では笑顔を含め色々な表情をしていること、職業としてアイドルでいる努力を惜しまない人、プライベートも隙がないこと、私の中では総括していかにキラキラなアイドルかどうかが、好きになる基準であったりもします。

(ジャニーズでは増田貴久くんがわたしの中ではそのキラキラなアイドルの頂点に君臨しています。)

わたしが岸くんを知った当時は「顔が好み」で目に留まったものの、まだキラキラしているアイドルではなかったように思います。Jrとして、先輩のバックに付いている岸くんはお仕事を全うしているものの、わたしの定義するアイドルとはまたちょっと違う存在でした。
先輩の後ろで踊るジャニーズJr.という存在自体が、キラキラのアイドルの定義にはハマらなかったのかもしれません。わたし自身、もうJr.にハマることはないだろうなと思っていました。
先輩の後ろで踊るバックダンサーである彼らに容易にスポットライトが当たる機会はそんなにないし、あまりそれがあってはならないと思っていたのかもしれないです。

・SHOCKのユウタ

そんな中、Twitterなどで流れてくる岸くん初年度のSHOCKレポを読んでいるうちに、号泣している子がいるという噂が気になり、ブログなどのSHOCKレポを読むうちに、岸くんはプロのアイドルとして仕事をしているんじゃないかと思うようになったのです。

ひとりまだ高校生の岸くんはジャニーさん指名で、ポンッとSHOCKに出演することになり、右も左もわからない中、相当苦労したと聞きます。そりゃ10年以上続いているジャニーズ伝統の舞台に、まだ経験も浅く、わからないことだらけ、大人だらけの世界にひとり身を投じることになったんだから、当然そうなるでしょうね。
稽古中はついて行けないこと、このままでは舞台に立たせるわけにはいかないと怒られることに泣いていたという岸くん。彼は初年度SHOCKに出演中、かなり細くなっていました。ちょっと心配になるくらいに顔つきが変わっていたように思います。

それでも、SHOCKに出れることを誇りに思い、どんなに辛くても自分が成長できる場として捉え、努力をしている姿、またその努力をあまり外に出さない姿に感動しました。雑誌の記事で、SHOCK大阪、博多に出演することが決まった西畑大吾くんに「吐くぞ」と言っていたのは大袈裟な表現でもなく本当なんだろうなと思いました。
SHOCK関連のインタビューでは「キツい」と答えていますし、周りにもそう言っていることから、岸くんにとってはかなり過酷なお仕事で、泣いちゃうくらい辛いことも多かったと思います。初日直後に倒れたくらいにプレッシャーも物凄かったんじゃないでしょうか。まだ10代の子が、仕事で倒れちゃうくらい過酷な状況だったんですよね。それくらい、SHOCKは素晴らしくクオリティの高い舞台です。けどそのキツい仕事を自分自身の進化する場、見つめ直す場だと語る岸くんって凄い。

SHOCKに出た経験は岸くんにとってはものすごく価値のあることで、岸くんを知らない人たちが岸くんを知ったこと、注目するようになったことはとても大きいと思います。
わたし自身も、SHOCKで彼の努力の姿を垣間見るようになって堕ちていったので、もしかするとSHOCKに彼が出演していなかったら、担降りしてなかったんじゃないかなと思う時があります。それくらい、SHOCKに出ている彼は魅力的で、目を惹きつけるものがありました。

ただ、わたしはSHOCKに出ていた岸くんを担降り当時は見ていません。そればかりか、岸くんを生で見たのは担降りして10か月後です。SHOCKの岸くんのことは雑誌などからしか情報を得ていません。じゃあなんでこんなにハマったんだろう。

・イメチェン

たぶん、一番ハマった要因はギャップ萌えです。結局外見かよと思われるかもしれませんが、SHOCKで魅せるユウタから、岸優太へと変化した瞬間、その魅力に取り憑かれました。

岸くんは2014SHOCKが終わった直後に、さらさらだった黒髪を大胆に短くしました。ワックスで立ち上げた髪はツンツンヘアーで、よく子猿と言われてますが、まぁ本当にリス猿みたいに目がクルクルでかわいくというか、かっこよくというか、ヤンチャなビジュアルにイメチェンしたのです。
黒髪さらさらヘアーももちろん好きでしたが、岸くんが短髪にすることは意外で、本当に釘付けになりました。(その短髪ヘアーはWSのセクゾコンサートとかでみたような記憶があります)

そこから一気に岸くんに注目するようになりました。
この辺りから、岸くんの雑誌写りも変わってきました。今まではあまり笑顔の写真が少なく、あっても少し硬い表情の写真が多かったんです。でも、この辺り、恐らくセクボでクリエに出演するようになり、その括りで雑誌に出るようになってから、随分と自然な表情をするようになってきました。
本当に楽しそうに5人でいる姿は見ているこっちも嬉しくなります。

・デビューだけが目的地ではない

岸くん自身は、セクボの5人でデビューしたいとは言いません。5人で集まった時にちゃんと経験を生かせるように~とは言いますが、彼はあまりデビューについて多くを語りません。
ここからは推測でしかないですが、SHOCKで面倒見てもらった先輩であるふぉ~ゆ~や屋良くんを始め、デビューをしていない人たちをみて、そう簡単にデビュー出来ないことを痛感しているし、デビューだけが正解じゃないと思っているのではないかと思います。

【チャンスがきたときにいつでもベストが出せるよう常に自分でスタンバイしておきたいんです】

 雑誌のインタビューでそう語っていました。
彼にとってのチャンスは仕事なのか、デビューに向けての何かなのか、それはわかりません。
でもこの常に前を見ている姿勢、プロとして目指している目標があるということに強く感銘を受けました。まだ10代の彼がこんな風に考えていることに対し、尊敬します。

親友である佐藤勝利くんはデビューしていて、そのバックで踊ることも多い岸くんはどんな気持ちなんだろうなと思うことがあります。勝利くんは入所時期でいうと後輩で年下です。そんな彼のバックで踊るんだから、悔しくない訳無いだろうなと。
実はナイーブで考え事することも多いと言っていた岸くんは、今の自分の状況をどう捉えているんだろうなと、すごく興味があります。
去年から安定してずっと仕事がある状態で、ファンも増え、認知度もあがっている今、やっぱり本心ではデビューしたいんだろうと思います。でもそれを軽々口にしないのは、自分の状況をわかった上で、それをゴールと捉えていなくて、もっともっと先を見据えているからなんだろうなと。

・「自担は岸優太」

担降りした直後は、岸くん「も」好きという状態でした。今でもデビュー組のコンサートには行きますし、応援していますが、岸くんがMyojoで向けたファンに一言という回答で

テレビで見つけろ、舞台で見つけろ、俺しか見るな!…強気すぎ?
これからもよろしくお願いします!

というものがありました。
なんかこれを見たときに、あぁ目移りしてちゃいけないんだなと思って、掛け持ちというスタンスから、担当は岸優太くんって胸を張って言うようになりました。岸くんのこういう発言、結構希なんですよね。
俺しか見るなって言われたら、「はい、そうします」って思わざるを得ない。

わたしの自担定義はなんだろうかって思ってたんですけど、あまり深くは考えてませんが、やっぱり現実的に一番時間を使いたい対象ってところになるのかなと思います。
数字でしか結果を残せないシビアな世界だと思うので、その数字に貢献するためには、やはりお金を払うとか、視聴率を上げるとか、感想を送るとかそういう作業になってくると思うんです。
社会人になって、時間をお金で買えるもしくは換金出来るいま、仕事を休んで見に行くということを躊躇せずにできる対象、自分の時間を犠牲にしても応援したい対象が自担かなと。じゃあそれは今、岸くんかなと思うようになりました。

・努力の天才

Jr.黄金期と言われてる今、誰がデビューしてもおかしくない状況で、年齢的には岸くんは若干不利とも言われていますが、培ってきた経験値は今Jr.の中では一番だと思います。舞台、ドラマ、ステージ…自分のスキルアップのためにまだまだ上を見続けている岸くん。

贔屓目にはなりますが、岸くんにはダンススキルがあると思っています。重心重めのダンスから、最近では軽やかなダンスまで、表現の幅が広がっていることが少クラなどを見てもわかります。
けど、実はダンスを覚えるのが苦手で、それでSHOCKでも苦労していたんですけど、近キョリ撮影中にも、彼は覚えなきゃいけない振りを覚えていなくて、顕嵐から誘われたときも「用があるから」と断って、夜ダンスの振りを覚えていたと言います。それを、大っぴらにはせず、出来ないから人の倍努力をしないといけないという理由から、彼はそのとおり、倍以上努力して本番ではそれを発揮します。

自分の弱点を理解した上で、そのために努力をする…大人になってもなかなかできませんよね。プライドが邪魔をする時だってあると思います。けど岸くんは、努力を積み重ねて、今を築いてるんじゃないかなって見ていて感じます。

 

キラキラのアイドルになるために、努力し続ける岸くんを見守っていきたいと心からそう思っていますし、彼が目指すものがあるなら、それに向けて応援していこうと思っています。彼の成長していく過程を含め、応援していくことがこれからも楽しみです。
わたしにとってはもうすでに岸くんはキラキラのアイドルですが、岸くんならもっともっと輝いてくれるんではないか、その姿を見せてくれるんではないかと思います。

まだ当分ジャニヲタから抜け出せそうにありません。